書に携わっていく中で、漢字、ひらがな、カタカナだけでなく、数字やアルファベット、あるいは記号といったものを書く機会に出くわします。
なかなかお目にかかれないのですが、数字やアルファベットが書かれている作品に出合うと、貴重な勉強の機会と思って拝見させて頂いています。
どのような世界も、感覚や勘といった経験の蓄積が重要視される場面と、作業の内容を数値化してベテラン若手共に仕事を進行させる場面があろうかと思います。数字を超えた能力もあれば、数字で明確になる能力もあるということかもしれません。
さて、「3250」。ご存知の方もいらっしゃることと思います。ご飯茶碗一杯の、お米の粒のおおよその数だそうです。約65gだと聞いたことがあります。
日常的な筆記の場面では、数字はよく書きますよね。でも、書の制作ではあまり書かないので、練習していかないといけないな、と思いました。
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