この「お元気ですか」という言葉は、手紙を書いていた時代も、メール中心になった現在も、生き続けている言葉なのではないでしょうか。
久しぶりに連絡する時、まず相手の健康や状況を慮る優しさは、誰もが自然に受け入れられる感情なのかもしれません。
書の世界で、古筆や古典、名跡と評されるかつての偉大な書の作品には、漢詩や和歌、俳句など色々ありますが、手紙というジャンルもあります。
私自身、今も手紙を書く機会がありますが、やはり最初は「お元気ですか」という気持ちが入った書き出しになることが多いことに気づかされます。


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