推敲(すいこう)

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亀井勝一郎さんの著書の中で、「推敲」という言葉が使われています。一般的には、「文章を練り直す」という意味合いで知られていますが、亀井さんの著書を読むと、「掘り下げる」、「発見する」という意味合いが強く、鉱夫のもつ「つるはし」が、推敲の道具の比喩として登場します。

メモを書いている時、ボールペンやシャープペンの先が、紙の裏側に隠れている言葉を掘り起こしているとイメージすると、分かりやすいかもしれません。「筆記具」は、亀井さんのおっしゃる「つるはし」だと言えます。

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